環境レポート —オハヨー乳業の環境保全活動

環境保全活動への取り組み

オハヨー乳業の環境保全活動は、以前からも私たちの事業活動が地域環境に影響を与えていることを深く認識し省エネ、省資源をはじめ、水質汚濁防止や大気汚染防止等に積極的に取り組んできました。
近年、環境問題は地球規模の問題として、国際協力の基に解決していく必要がある、という考え方に立ち、国際的な基準作りが進められ、1996年に国際規格 ISO14001(環境マネジメントシステム)が制定されました。

ISO14001の認証を取得する企業は年々増加し、環境に配慮した企業イメージは商品の評価に繋がるようになって来ました。

このような中で、オハヨー乳業でも、ISO14001認証の準備に取りかかりました。

認証取得の範囲として、関東工場がある関東サイトと、本社・長船工場を対象とする岡山サイトの2つを目指し、関東工場では2000年5月、本社・長船工場では2001年2月に認証を取得しました。

両サイト共に、認証を継続し、環境方針に掲げた、廃棄物の削減、省エネ及び省資源に取り組んでいます。

関連情報

環境方針

オハヨー乳業株式会社は、'53年6月に大日本乳業株式会社として岡山市下石井に設立、'57年に現社名に変更、'66年に本社を現在地に移転、'63年に長船工場、'89年に関東工場を新設し、順次製造品目を追加しつつ販売エリアも拡大してきました。

創業以来こだわり続けてきた「おいしさ」は、お客様の支持を得て、「オハヨー」ブランド商品のファン層を徐々に拡大し、現在では全国的に認知されるようになりました。売上げもそれに伴い、順調に伸ばしつつ現在に至っています。

私たちは、そうした事業活動が、地球環境に影響を与えていることを深く認識し、地球環境の保全に努めます。

  1. オハヨー乳業株式会社の活動、製品及びサービスが環境に与える影響を的確に捉え、環境マネジメントシステムを構築し、実施し、環境汚染の予防を推進すると共に、環境マネジメントシステムの継続的改善に努めます。
  2. 自然生態系および生物多様性の保全を推進します。
  3. 関連する環境の法・令・その他の要求事項を遵守します。
  4. 以下の環境活動に取り組みます。
    ① 廃棄物の削減
    ② 省エネルギー(CO2排出量の削減)
    ③ 省資源(原材料の無駄な使用の削減)
  5. この方針を、適切な機会を捉えて公開すると共に、社外からの公開要求にも応えます。

省エネルギーへの取り組み

ISO14001の認証を取得した当初は、電力、蒸気の使用量を削減するというテーマに取り組みました。
京都議定書によるCO2削減が、注目されるなどの情勢の変化により、2002年度からは、本社・長船工場、関東工場共にエネルギー使用に関わるCO2排出量の削減を目標とする様に変更しました。

具体的には、照明、パソコン、製造設備稼動等の無駄の削減などに取り組み、電力・蒸気(重油・プロパンガス)の使用削減などを行っております。
これらの取り組みは、アイデアを各部署で出し合って無駄な電力、蒸気、LPGの使用を削減するというものですが、ほかにも、自家発電設備の導入によるコージェネレーション、ボイラーの更新による効率化などを行ってきました。

省資源への取り組み

原材料の無駄な使用を削減する為、小集団活動などで歩留まり向上などの改善を行う事をテーマに活動をしてきました。
又、本社・長船工場では、事務用品を対象にグリーン購入(環境に配慮した物品の購入)の推進を図ってきました。

排出物削減・再利用化への取り組み

岡山サイトでは、“焼却廃棄物の削減”を目的・目標に掲げ、リサイクルの推進などの活動してきました。

関東工場では、1999年9月にコンポスト工場が完成し、排水処理汚泥、卵殻、コーヒー粕、食品残さ等をコンポストに加工しています。

2001年5月1日より施行された食品廃棄物リサイクル法に先立ち、コンポスト化率を上げる事を、目的・目標に掲げ、活動してきました。

その他、関東工場では、排水汚泥の削減や焼却廃棄物の削減など、リサイクル推進の活動を進めてきました。

【写真】コンポスト工場(関東工場内)

環境に配慮した製品開発への取り組み

当社では、環境にやさしい製品をお届けする為に、原材料から製品パッケージに至るまで、より廃棄物を少なく(廃棄物削減)、リサイクルしやすく(省資源)、製造や輸送に使用するエネルギーをより少なく(省エネ)することを心がける製品環境アセスメントを実施しています。

05年度から評価項目を追加し、評価する部署も、従来企画開発部だけで行っていましたが、05年度から、購買部、生産技術部も加わり評価を行うようにしました。

【写真】リサイクルを啓蒙する牛乳パック

関連情報

環境アセスメント項目
環境にやさしい製品をお届けするために

当社では、環境にやさしい製品をお届けする為に、原材料から製品パッケージに至るまで、より廃棄物を少なく(廃棄物削減)、リサイクルしやすく(省資源)、製造や輸送に使用するエネルギーをより少なく(省エネ)することを心がける製品環境アセスメントを実施しています。

当社では、以下のような項目について評価を行い、05年度からは評価項目を追加し、以下のような項目について評価を行う様に変更しています。
又、評価をする部署についても、04年度までは、企画開発部だけで行っていましたが、05年度から、資材部、生産技術部も加わることにしました。

原材料・製品環境アセスメントチェック項目
分類 項目 内容
原料 原料荷姿 工場廃棄物・省エネ・省資源への影響を考慮
材料 材料荷姿 工場廃棄物・省エネ・省資源への影響を考慮
製品 使用後の易処理性 消費者の分別排出しやすさへの配慮
容器包装重量・容積 容器包装重量・容積削減への配慮
過剰包装 不必要な包装材料削減への配慮
工程設備 原料由来廃棄物 工程上での廃棄物の削減、省資源への配慮
材料由来廃棄物 工程上での廃棄物の削減、省資源への配慮
エネルギー削減 工程上でのエネルギー削減への配慮
設備・部品 設備、部品のリサイクル、共有性への配慮
輸送 外装形態 輸送効率・廃棄物発生についての配慮
輸送方法 原材料調達時の輸送時エネルギ使用への配慮
その他 業者選定 原材料納入業者・輸送業者選定への環境への配慮

【評価方法】 ○=従来品より良くなったもの △=同等 ×=悪くなったもの で評価を行っています。

又、05年度から生産技術部では、別途設備についてのより詳細な環境アセスメントについて以下のような項目で評価を行い、上記製品アセスメントの基礎評価として実施しています。

設備環境アセスメントチェック項目
分類 項目 内容
省エネ性 電力 使用量削減への配慮
蒸気 使用量削減への配慮
LPG 使用量削減への配慮
その他エネルギー 使用量削減への配慮
省資源性 原料由来廃棄物 工程上での廃棄物の削減、省資源への配慮
材料由来廃棄物 工程上での廃棄物の削減、省資源への配慮
部品 リサイクル材料使用への配慮
リサイクルしやすさへの配慮
交換部品の従来設備との共通性
その他 納入業者選定 納入業者の環境への配慮

この他、設備のアセスメントについては、環境面だけではなく、安全面や品質面なども含め、総合的な、設備のアセスメントとして実施しています。

実績データ

Adobe Reader
PDFファイルをご覧頂くためには、Adobe Reader、もしくはAdobe Readerプラグインが必要です。
お持ちでない方は、Adobe社のホームページからダウンロードしてください。

環境管理体制

  • 最高責任者(経営者)は環境マネジメント業務を統括する環境管理責任者を選任します。
  • 廃棄物・省エネ両対策責任者は、環境管理責任者より任命され、環境管理責任者を補佐しています。
  • 廃棄物対策責任者は、廃棄物の削減および原材料などの省資源化対策の総括者としての役割を持ち、省エネ対策責任者は省エネ対策、グリーン購入、製品環境アセスメントの総括者としての役割を持っています。
  • 廃棄物・省エネ両対策責任者の指示の下に、各部署(部・課・係などの単位で)における活動を推進します。
  • 環境委員会は、環境管理責任者を委員長とする全体会議と、廃棄物、省エネ両対策責任者を委員長とする分科会があります。環境委員会では、定期的に実績の報告や問題点、方向付けなどを検討します。