おいしい商品をつくるために必要なことは、素材の吟味だけではありません。厳選した素材を、おいしく加工する必要があります。
オハヨー乳業では、素材や目指す味わいにあわせた“こだわり製法”を持っています。そのなかでも代表的な「RO膜濃縮製法」と「短時間密閉式殺菌法」をご紹介します。
製法へのこだわり
RO膜濃縮乳
生乳から水分だけをのぞいて濃くする。しかも熱を加えず、繊細な生乳の風味をそのままの状態で濃厚なミルクに仕上げる。これを可能にしたのがRO膜濃縮製法です。(※ROとはReverse Osmosis【逆浸透】の略です。)
【図】RO膜濃縮のイメージ図
この製法の特徴のひとつは、低温のままで余計な加熱をせず、また乳製品などを加えずに濃厚なミルクを製造することができること。多くの濃厚牛乳はとは異なり、乳製品等を加えず低温(10℃以下)で生乳から水分だけを取り除くため、生乳本来の自然な風味をそのままお楽しみいただけます。しかも、RO膜濃縮製法では生乳中のビタミンやミネラル、乳糖などの栄養分はそのままに、水分だけを取り除くため、濃くておいしいミルクを作ることができるのです。
なお、この製法を活用した『特濃4.4ミルク』は2007年~2009年の3年連続でモンドセレクション金賞を受賞。さらに品質の高さが認められ同セレクションから「国際優秀品質賞」を受賞いたしました。
短時間密閉式殺菌法(チューブ式殺菌)
ひとつひとつ、ていねいに収穫される苺。柔らかなこの果実はダメージに弱く、収穫時のおいしさを保つのはとても難しいとされています。とりわけ、殺菌処理による熱ダメージは苺にとって大敵で、家庭で作るジャムのように、大きな鍋でぐつぐつと加熱し、徐々に冷却する従来の方法だと、殺菌処理後には苺本来の風味や果肉感がほとんど失われてしまいます。
この従来の殺菌法に対し、当社が行っている製造方法のひとつが『短時間密閉式殺菌法(チューブ式殺菌法)』です。この製法では、細いチューブの中にフルーツを通し、そのフルーツを瞬時に加熱・冷却します。
そのためフルーツに与える熱ダメージをごく少なく抑えることが可能で、素材の持つ風味や果肉感が失われるのを食い止め、フルーツ本来の風味をお楽しみいただくことができるのです。
オハヨー乳業では、フルーツヨーグルトをはじめ、のむヨーグルト、アイスクリームなどの商品でこのこだわりの殺菌方法を採用しています。
【図】短時間密閉式殺菌法と従来製法のイメージグラフ