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【演題】 2009年3月発表

マウス脾臓細胞のIgEおよびサイトカイン産生に対するLactobacillus acidophilus L-55の影響

【発表者】

【オハヨー乳業株式会社基礎研究室】
砂田 洋介、中村 昇二

【岡山大大学院 医歯薬学総合研究科 薬効解析学】
亀井 千晃

【学会名称】 日本薬学会第129年会 (京都)
【要約】

【目的】
著者らはこれまで、ヒト乳幼児糞便由来のL. acidophilus L-55 (L-55株) が、マウス鼻アレルギーモデルにおいて、くしゃみ反応・鼻掻き行動および血清抗原特異的IgE抗体価を抑制し、またマウスアトピー性皮膚炎モデルでは、皮膚炎症状、掻痒行動および血清総IgEレベルを抑制することを明らかにしてきた。本研究では、L-55株のアレルギー抑制作用の機序を調べるために、マウス脾臓細胞のIgEおよびサイトカイン産生に対する影響について検討した。

【方法】
BALB/cマウスに卵白アルブミン (OVA) 20 μgおよび水酸化アルミニウムゲル (ALUM) 2 mgを、2週毎に2回腹腔内投与するにより感作した。初回感作3週目に摘出・調製した脾臓細胞を、OVA (100 μg/mL) およびL-55株凍結乾燥菌体 (0, 0.01, 0.1, 1 μg/mL) を添加した10%FCS含有RPMI-1640培地にて,37℃,5%CO2条件下で培養した。培養3日目に、培養上清中のTh1サイトカイン (IL-12, IFN-γ) およびTh2サイトカイン (IL-4) の産生量を、さらに培養14日目に培養上清中のIgE産生量をELISA法にて測定した。

【結果および考察】
培養上清中のIgE濃度は、L-55株0.01 μg/mL以上の添加により、濃度依存的に有意に低値を示した。さらに、L-55株0.01 μg/mL以上の添加により、培養上清中のIL-12およびIFN-γ濃度は有意に高く、またIL-4濃度は有意に低かった。以上の結果から、L-55株にはTh1/Th2バランスをTh1優位に調節することにより、IgE産生を抑制する作用があり,その作用にはIL-12産生の促進が関与することが示唆された。

学会で発表した論文のご紹介

2009年3月
マウス脾臓細胞のIgEおよびサイトカイン産生に対するLactobacillus acidophilus L-55の影響
日本薬学会第129年会 (京都)
2009年2月
L-55乳酸菌含有ヨーグルトのスギ花粉症に対する臨床的有効性の検討−第2報−
第34回日本耳鼻咽喉科免疫アレルギー学会 (千葉市)
2007年6月
スギ花粉症に対するL-55乳酸菌含有ヨーグルトの臨床効果
第19回日本アレルギー学会春季臨床大会 (横浜市)
2006年12月
マウスアトピー性皮膚炎モデルに対するLactobacillus
acidophilus L-55の効果

知恵の見本市2006 (岡山市)
2006年8月
マウスアトピー性皮膚炎モデルに対するLactobacillus
acidophilus L-55の効果

2006年度日本酪農科学シンポジウム (東京都)
2006年3月
マウスアトピー性皮膚炎モデルに対するLactobacillus
acidophilus L-55の効果

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2005年12月
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2005年8月
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2005年度日本酪農科学シンポジウム (宇都宮市)
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2005年度日本栄養改善学会・第2回中国支部学術総会 (倉敷市)
2005年6月
マウスアレルギーモデルに対するLactobacillus acidophilus
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第4回産学官連携推進会議 (京都市)
2005年3月
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L55株の効果

日本農芸化学会2005年度大会 (札幌市)
2004年9月
乳幼児糞便由来乳酸菌L. acidophilus L55の分離及び
その機能性解析

2004年度日本酪農科学シンポジウム (藤沢市)
2003年7月
腸管上皮細胞株Caco-2細胞を用いた乳幼児糞便由来腸管付着性乳酸菌の探索
第17回 Bacterial Adherance & Biofilm学術大会 (岡山市)

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